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＜施工前＞

長州産業のエコキュート
【HPT-A4611SZ　2010年製造】
　
↓ ↓ ↓
　
＜施工後＞

ノーリツ ユコアHYBRID S（130L）
【SH-GTC2420A-2 BL ＋ HP-2020 BL
+ RC-G057PEW-2マルチセット】

　
給湯省エネ2024事業を活用しながら、
長州産業のエコキュートから、ノーリツのユコアハイブリッドにお取替をさせていただきました。
今回は基本要件に加えて、加算要件A・Bともに満たしますので最大補助額の15万円が出ます。

エコキュートを長年ご使用しておりましたが、経年劣化でブレーカーが落ちるようになり買い替えを検討することとなりました。あみや商事では『即湯サービス』を行っておりますのでガス給湯器をお貸ししてお湯を使えるようにし、その間にエコキュート、又はハイブリッド給湯器のどちらに買い替えるかよく考えていただきました。
ランニングコストやイニシャルコスト等を考慮して、給湯省エネ2024事業の補助金が出ることも後押しになり湯切れの心配がないハイブリッド給湯器を選択いただきました。
　
今回、お取替えさせていただきました
ハイブリッド給湯器は、
『ユコアハイブリッドS』です。

設置したリモコンも無線LAN対応高機能リモコンを取り付けておりますので、Wi-Fi環境を整えることでアプリからの操作も可能になります。


　
ユコアハイブリッドSの“S”とはスタンダードの“S”で、タンク容量が130Lのスタンダードタイプです。140Lのフラグシップモデルより少し貯湯量は少ないですが、「省エネ性・環境性能はそのままに」がコンセプトです。少ない分設置の自由が高く、必要設置奥行寸法がより狭い場所に対応できます。また、こちらの機種もヒートポンプユニットの100Vコンセントに対応できる型式です。必要な場合は別売部材を用意するだけで、専用回路の電気工事が不要になります。今回はエコキュートからの買い替えでしたので、既存の設備を活かして100V専用回路にしております。

　
ユコアハイブリッドの売りは、ノーリツ独自のスマート制御による省エネ性と経済性です。貯湯時のエネルギー消費の無駄を最小限にするために、「季節・曜日・時間」に応じた使用パターンを記憶・蓄積します。そのデータから使用量の予測をして必要な湯量を効率の良いタイミングで貯湯する賢い機能です。保温時の放熱ロスを最小限に抑えるので、省エネ・節約になります。またリンナイのエコワンとの違いを探すと、タンクの沸き上げ温度に違いが出ます。リンナイの場合、タンクの貯湯温度はリモコンの設定温度に連動して45℃・50℃・55℃の３つのうちのどれかになるのが通常です。ノーリツの貯湯温度は46℃～61℃の細かい学習制御を行ってくれます。

　
ノーリツ給湯器言えば、除菌のイメージが強いと思います。UV除菌ユニットや昨年新発売機種搭載のオゾン水配管クリーンは、新型コロナウィルス流行に伴いヒットした機能でした。この除菌機能の陰に、私が多くの人に知ってほしいと思う「見まもり機能」が隠れてしまっています。

「見まもり機能」は風呂リモコンに人感センサーがついており浴室への入退室を感知してくれます。さらに給湯器本体に水位センサーがあるため、浴槽への入退浴も感知できます。この浴室内での変化を、台所リモコンのランプの点灯消灯とランプの色で教えてくれます。発売当時は家庭内で分かる程度の機能でしたが、のちにWi-Fi機能付のリモコンとわかすアプリの発表によって遠く離れた家族の入浴も見まもることが出来るようになりました。一日の疲れを癒す入浴シーンには、一方でヒートショックという危険も潜んでおります。ヒートショックによる死亡者の推計は交通事故死者数を大きく上回ります。核家族化が進んで離れ離れに住むことが多くなった現代で、安心して入浴を楽しんでもらうのにうってつけの機能であると広くオススメしています。

　
昨年に書いた「ノーリツのハイブリッド給湯器『ユコアHYBRID』とは」も合わせて読んでいただくと、ヒートポンプの冷媒ガスにまでプロパンを使っている面白い商品であることがご理解いただけると思います。冷媒ガスにまで環境性能にこだわったハイブリッド給湯器『ユコアハイブリッド』を是非お使いください。
　
エネルギー価格の比較はなかなか難しいです。昨年、東洋計器株式会社が考案した「エネル尺」について講習を受けましたのでその内容を記事にしております。⇒エネルギー価格について（トピックス17）
このエネル尺によって、各エネルギーの価格が電気・ガス・灯油に換算するといくらになるのか、比較することが出来ます。エネルギー単価変換表も作りましたので、リンク先でお試しください。

※エネル尺_中部電力ミライズの価格推移(23/04)

昨年の1月に電気代10万円超えのニュースもありましたが、電気の価格も以前と比べれば上がってきております。上の東洋計器にいただいた資料を読むと、オール電化プランの夜間単価も2011年以前は9.33円と安かったのが2023年4月では17.7円と約2倍に上がっています。ここに燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されれば間違いなく2倍以上になってきます。この4月からは『容量市場』制度が導入されましたので、電気小売会社によっては“容量拠出金”がさらに加算されてきます。通常の基本料金・電力量料金に、燃調費(又は電調費)・再エネ賦課金・容量拠出金の三要素が加わってきますから今後の電気代の比較は難解なものになりました。
　
あみや商事でもエバーグリーン・リテイリングの電気販売を行っており、電気セット割のガス料金プランをご用意しております。また、子育て世帯限定サービスに使用している夜割であったり、暖房割や給湯割などのガス割引プランもあり、お好きなプラン(PDF)を選ぶことが出来ます。
ご興味がございましたら、ガス料金や電気についてもお問い合わせください。

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